気持ちを切り替えるために
世の中には、失恋してもあまりクヨクヨせずに、
すぐに新しい出会いを探すという
ガッツ溢れる人もいるものです。
「今度こそ、長く付き合える相手を見つけて、
幸せになりたい…」と、
新しい恋に対する思いはさまざまあるでしょうが、
その前に、やっておくべきことが
あるのではないでしょうか。
それは、終わった恋にケリをつけることです。
普通のカップルが交際していると、
二人で撮った写真やプレゼントなど、
思い出が増えていくものです。
その交際関係が終わったなら、
その品は潔く処分してしまいましょう。
「もう付き合ってはいないけど、
楽しかった思い出もあるし、
そう簡単に捨てられない」
という人もいるかもしれません。
ですが、その未練が、
もしかしたら未来の新しい恋を
邪魔してしまう可能性もあるのです。
もし、これから先、
新しい恋人ができたとしましょう。
相手があなたの過去の恋愛遍歴を知っていて、
それを受け入れていたとしても、
もしもあなたの部屋で元恋人との写真や
プレゼントを目にすれば、
嫉妬してしまうはずです。
それらを大事に取っているという事実は
余計な疑念まで抱かせ、
トラブルの原因になりかねません。
人は自分で思っているほど器用ではないのです。
気持ちをちゃんと切り替えたいなら、
思い出の品を処分し、視覚情報として
「もう終わったことだ」と脳に刻みこみましょう。
そうしてきちんと
過去にケリをつけることができれば、
次の恋もスムーズに始められるはずです。
思い出を残したいなら、心の中に
恋人との交際期間が長くなればなるほど、
二人の思い出の品は増えてゆくものです。
しかし、残念なことに二人が破局してしまった時、
もっとも処分に困るのは
それらの品々ではないでしょうか。
確かに、二人の楽しかった思い出が
詰まっている物を手放すことには
抵抗があるでしょう。
しかしそれを大切にし続けたところで、
二人が元に戻ることはできません。
「これは二度と手に入らないから」
「これだけは捨てたくない」
そんな品物もあるかもしれませんが、
思いきって断捨離してみてはいかがでしょうか。
人は、些細なきっかけで
感情を大きく揺さぶられます。
過去の悲しみや苦しみを思い出すような物を、
手元に置いておく必要はありません。
どうしても過去の恋人との
思い出を残しておきたいなら、
心の中にしまっておきましょう。
今後、良い出会いがあった時のためにも、
過去の恋に未練を残すような物は
処分するのがお勧めです。
もし、将来あなたがまた恋人を作り、
その相手が元恋人からもらったらしい
品をデートに持ってこられたり、
身につけていたりしたら、
気になるのではないでしょうか。
会ったこともない相手に嫉妬したり、
悲しくなったり、「無神経だ」と
なじりたくなるかもしれません。
お互いにそのような気持ちにさせないためにも、
元恋人からのプレゼントや
元恋人にまつわる品は、
できれば処分するのが無難です。
「古い物を処分し、
新しい思い出のためのスペースを空けよう」
と考えれば、
抵抗も薄れるのではないでしょうか。
過去や未練と決別しよう
大好きだった恋人と破局してしまい、
その悲しみや未練を引きずっているせいで、
次の恋や新しい出会いに目を向けられないでいる
という人は少なくないでしょう。
特に、相手から別れを
切り出された場合はショックも大きく、
強く未練を残してしまう傾向にあるものです。
しかし、また新しい恋をするかどうかはさておき、
一人で悲しみや苦しみを抱え続けていると
心身に悪影響が出かねません。
少しずつでいいので、
気持ちに整理をつけましょう。
その際に効果的なのは、
元恋人との思い出の品を片づけることです。
二人の思い出につながる品が手元にあると、
どうしても、それを目にする度に
失恋の悲しみを思い出してしまうでしょう。
まずは目に付きやすいものから処分していくことで、
未練や悲しみも徐々に軽減され、
元恋人について思い出す機会が減っていけば、
心の傷も少しずつ癒えてくるはずです。
とは言え、そう簡単に忘れられない
という人もいるかもしれません。
終わった恋の記憶にとらわれてしまう人の多くは、
思い出の品を処分できない、
そうするつもりがない人ではないでしょうか。
忘れられないのではなく、
無意識に忘れないようにしているのです。
それは、悲しみを忘れて幸せになる道を閉ざし、
自分を過去に縛りつけていると
言えるのではないでしょうか。
これから先、自分の人生を歩み、
楽しむためにも、終わった恋に
まつわる品はできれば処分してしまい、
戻せない過去の悲しみや苦しみと
決別するようお勧めします。
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大切なのは距離
縁あって出会い、徐々に距離を縮めていた相手と、
いよいよお待ちかねの
初デートをすることになったら、
まず気をつけなくてはいけないのが「距離感」です。
「相手との距離を詰めるためにデートするのでは」
と疑問に思う人もいるでしょうし、
実際それが目的ではあるのですが、
初デートで不用意に距離を詰めすぎると、
反対に距離をとられてしまう
結果になりかねないのです。
人は心の距離を縮める前に
身体的な距離を詰めすぎると、相手を警戒します。
初めてのデートでは、
できるだけ「会話」に重点を置き、
自分を知ってもらうように努力しましょう。
「もうデートする関係なんだから、
手をつないだり腕を組んだりしてもいいはず」
などと思い込むことは禁物です。
人が他者と関係を深めてゆくプロセスは、
ビジネスの相手でも、恋人でも変わりません。
お互いに対する信用がなければ、
無理やり距離を詰められることは
不快でしかないのです。
もっと仲良くなりたい、
と願うのは自然なことですが、
初めてのデートでは、まず、
お互いが相手について理解を深める努力をすること、
そのために必要な会話を交わす時間を
眺めに設けることをお勧めします。
これから先、長く付き合っていきたいと
思う相手だからこそ、
この距離感を縮めるプロセスが
大切なのだということを覚えておきましょう。
初めてのデートは、ゆっくり会話を
楽しめる余裕あるプランを組みましょう。
リラックスして会話を交わせば、
二人の間の距離は確実に縮まり、
信頼が芽生えるはずです。
気遣いを忘れずに
運命的な出会いを経て、
恋に落ちた相手とデートできるとなれば、
その喜びはひとしおでしょう。
その勢いのまま、
自分の身の丈に合わない豪華デートプランを
組んでしまう人もいるのではないでしょうか。
しかし、付き合いの長いカップルならともかく、
まだ交際して間もない相手に
そんなデートプランを押しつけては、
相手を気疲れさせてしまいかねません。
一緒にいる相手が
自分のペースを考えてくれていないと、
「楽しい」より「つらい、しんどい」
という気持ちが上回るものです。
アクティブなプランや、
移動距離の長いデートを考えているのなら、
事前に相手に相談しましょう。
漠然とした計画で構わないので、
「どんなコースを考えているのか、
移動にかかる時間はどれくらいなのか」
を伝えれば、
相手も服装や持ち物を考えやすくなりますし、
「それならここに行きたい」
などと自分の希望を提案し、
プランのすり合わせもできます。
二人の愛を育むためには、そうした意見交換、
お互いが相手を気遣う気持ちを
持つことが欠かせません。
特に、初めてのデートは、
今後の二人の関係に大きく影響すると言っても
過言ではないのです。
気持ちがはやるのは仕方ないですが、
重視すべきはプラン内容の充実度ではなく、
恋人のペースや希望です。
それによっては
変更を考える柔軟性こそが愛情であり、
二人の仲を深めるために大切なものです。
初めてのデートを
成功させるコツとも言えるでしょう。
笑顔の恋人から「楽しかった」という
一言が聞きたいのであれば、
気遣いを忘れないでください。
予定を詰め込まない
合コンなどの出会いの場で素敵な人と意気投合し、
次は二人きりで初めてのデート…
そんなシチュエーションには胸が高鳴るものですが、
初デートには気をつけなくては
いけないことがあります。
それは「予定を詰め込み過ぎない」
ということです。
二人の初デートを楽しい思い出にしたいと
思うのは悪いことではありません。
しかし、まだお互いについて
あまり理解が深まっていない状況で、
あちこち移動しながら多くの予定をこなすことは
相手を心身ともに
疲れさせてしまいかねないでしょう。
目的はひとつふたつ程度に絞り、
ゆっくりと会話を楽しめる時間を
増やすことをお勧めします。
二人で会話を楽しむのなら、
アフタヌーティーがお勧めです。
軽食やスイーツが
複数味わえるアフタヌーンティーは、
二人に話題を提供してくれるうえに、
じっくり時間をかけて楽しめるでしょう。
会話を楽しみたいカップルには
うってつけのメニューだと言えます。
近年はカフェブームもあり、
様々な店やホテルで提供されているので、
雰囲気のいい場所、
景色のキレイなところを探しておけば、
デート気分もきっと盛り上がるはずです。
恋愛は、会話を交わし、お互いへの理解を深め、
相手の好ましく思える部分を
見つけ合うことでより深まっていくものです。
特に、初めてのデートは、
これからの二人の関係の進展のためにも
積極的に情報収集をすべきでしょう。
じっくり会話ができるように、
あまり予定を詰め込まず、
スケジュールに余裕を持たせるようにしてください。
見栄をはるのはやめよう
魅力的な異性と出会い、恋をすると、
誰でも相手にいい人だと思われたいと思うものです。
好きな人の前で、
つい見栄をはってしまう人も少なくないでしょう。
それが顕著に表れるのが、初めてのデートの時です。
好きな人に好かれたい、
嫌われたくないと思うのは仕方がないことですが、
初デートで無理をしては後が続きません。
恋人ができても
扶養手当のようなお金が入る訳ではないので、
あなたの経済状況に変化はないのです。
それにも関わらず、
「あの人にプレゼントをあげたい」
「デートの食事は豪華なものにしなきゃ…」
などと、相手に気に入られたい一心で
分不相応なプランを立ててしまうと、
次のデートをする資金がなくなったり、
無理な見栄をはり続けなくてはいけなくなったり
してしまいかねないのです。
自分のできる範囲で多少がんばる分にはいいですが、
恋のために生活をおろそかにしたり、
デートのために借金をしたりしてまで
見栄を張ることは、
二人の関係にトラブルを招く可能性があります。
そもそも、見栄をはったところで
恋愛関係は進展するものではありませんし、
それは自己満足でしかないのです。
相手によく思われたいのであれば、
会話をたくさん交わして、
お互いがよき理解者になるよう努力しましょう。
自分を偽り、見栄をはっていると、
逆に相手に気を遣わせたり、
委縮させてしまったりするかもしれません。
初めてのデートで大切なのは、二
人が一緒に「楽しい」と思える
雰囲気を作ることです。
